早稲田大学国際教養学部、純ジャパだけど頑張ったよブログ

英語苦手・留学興味なし・国際関係興味なしな早稲田大学国際教養学部生による留学にまつわるあれこれ

アカデミックアドバイザーを利用したらよかったんじゃね?とはたと気付いたよ、という話

 はい、わたしです。うん。今回はアカデミックアドバイザ~について書くぞ!わたしは三日に一回くらいはまぁ~じでなんでまともに留学の準備しなかったのかな~何が障害になってしようと思えなかったんかな~と考えているのですが、なんかはたと、アカデミックアドバイザーっていう制度もっと使えばよかったんじゃん?ということを思って、そんで同時に、えっ今の今まで気づかなかった意味が分からないし超ウケると思ったので書きます。いやあのね、この制度はね、入学してすぐの時期に説明もあるしアドバイザーという名の担当教授との面談もあって存在を知らない人はいないんだけど、詳しい利用の仕方とか活用している人の話とかをあまり聞かないのでそのままになってしまうことがおおい制度のひとつだと思われます。はい。ということでいくぞ!

 そもそもアカデミックアドバイザ~とはどんな制度なの?という話なんですが、端的に言うと留学・進学・就職などの進路上の相談を受け付けてくれる国際教養学部所属の教授が一人一人につく、という制度のことです。高校や中学では担任の先生みたいなものでしょうか。ただクラスとかないし自分から働きかけないと接点ゼロだけどね!

 そしてこの制度をどう利用すればよかったかを書く前に、このアカデミックアドバイザ~の教授がどのように決定されるのかについて書いときたいと思います。新入生!!!よく読んでくれ!!!なぜならアカデミックアドバイザ~として自分の担当になってくれる教授というのは、原則一年の一学期に履修することになっている必修科目"First Year Seminar 1A"の担当教授だからだ(多分。なぜ明言がないのか謎ですが周りの人たちはみんなそうでした。っていうか1Aのクラスで教授がクラス全体にその旨アナウンスしていたのでそういうシステムなんだと思います)!!!"First Year Seminar 1A"って何を学ぶ科目なのかまったく見当がつかないんだけど、と思った人、そうです、この必修科目はとくに何を学ぶ科目かは決まっていません。それはどの教授が担当するかによります。ただ単にセミナー形式(原則としてひとつの文献をクラス全員で章ごとに割り振って読み、議論する)に慣れさせるためにある科目のようです。ちなみに1Aという英数字の数字は学年を、英字は言語(Aは日本語、Bのは英語で行われる)を表しています。つまり一年一学期の必修の日本語によるセミナーのクラスを、シラバスを読まずにテキトーに選ぶと、あんまり興味ない内容についてのセミナーに参加しなければならないだけではなく、自分が学問分野としてまったく興味のない分野を専門とする教授がアカデミックアドバイザ~になってしまうのです。ちゃんと選ぼう!!!ちなみにわたしはこれがたまたま大当たりで(というかこのセミナーと担当教授がきっかけで言語学に興味を持った)ラッキーでした。まだ興味のある分野が明確に決まらない人は、自分が留学したいと思っている地域に留学経験のある教授(国際教養学部の教授はたいてい留学経験があり、博士は海外で取得している先生が多い印象です。アメリカとイギリスが多い)を選んでもいいかもしれません。まあそうじゃなくてもいいと思うけど、ぜんぜんきまんねぇし見当もつかねぇ~ってひと向けに。

 さて、そんなふうに割り当てられるアカデミックアドバイザ~ですが、だいたいは一年の一学期の初期、五月ごろまでに一度は面談があると思います。英語に関するバックグラウンドや大学生活への不安などについて話した記憶がありますが、ま、大丈夫だよね、みたいなノリのもと行われましたし、教授側から、留学先の選考について聞きたいことがあったらいつでもどうぞとも言われないので(お忙しいのだと思われる)、なんだこんなもんかと拍子抜けするような内容です。ただの雑談。ほとんど何を話したか覚えていない。そしてそのまま忘れ去られるというパターンなのではないでしょうか!!!しかし今思うともっと相談しておけばよかった!!!

 興味のある学問分野が定まった時期(一年一学期終了~二学期開始直後)に利用するのが最も効果的かと思われます。大学の教授というものはオフィスアワーといって、週に何時間かはかならず学生の質問に応対するための時間を取るよう義務付けられているので、事前に「アカデミックアドバイザーであるところの何々先生に、留学先のことについて相談をしたいので、何月何日のオフィスアワーの何時に伺ってもよろしいですか」とでもメールをして予約しましょう。そして聞きたいことは何でも聞きまくりましょう。とくに「これこれを学びたいと思うのですが、その学問がさかんに行われている大学はどこでしょうか」「留学先ではこんな経験をしたいのですが、どの国や地域が適しているでしょうか」といったことを聞きましょう。

 もしアカデミックアドバイザ~になってくれた教授が自分の学びたい分野を専門としている場合は超ラッキーです。聞いて聞いて聞きまくりましょう。これほど役に立つことはないです。どこの大学がどの学問領域に強いかなんて実際にアカデミックな世界で活躍されている大学教授か院生でもなければそうそうわかりません。有名な総合大学ならまあたいていの学問を高い水準で学べますが、ここは!!!留学したくない英語きらいな人向けブログなので!!!そんな有名大の枠を安いEXプログラムで余裕でとれる人はもう勝手にしてくれ!!!って感じなので無視。そうじゃないTOEFLがぎりちょんの人は、特に詳しく聞いておきましょう。ぜんぜん名前もしらないような大学や小さな州立大学でも、特定の分野に限れば大変良い教育をしていることがあります。そしてそういうことは専門としている教授方が一番詳しいと思います。うん。

 もしアカデミックアドバイザ~が自分の学びたい分野を専門としていない場合は「この分野を専門としていらっしゃる国際教養学部の先生をご存じないですか」と聞いて取り次いでもらいましょう。まあ別に取り次いでもらわなくったってその分野に興味があるならその分野の授業を受けたことがあるわけで、そうすると心当たりのある教授はいると思うので、直接そっちに同じようにメールを出して予約をとってもいいと思います。国際教養学部所属の教授だったら留学が必須という事情もわかっていらっしゃるでしょうし、いままで担当した学生の情報なども蓄積されているでしょうからかなり有意義な情報を得られると思われます。わたしはこれに今、留学して一学期すぎてやっと気付いているのでもちろん実践していませんが絶対有益なのでぜひアカデミックアドバイザ~や教授に相談してみてください。別に有益じゃなくても教授と仲良くなるだけでかなり有意義です。大人の話はマジで有益。それだけで。しかも教授ですよ!!!大学の!!!聞きまくろう。もしかしたら三年次後半からその教授が担当のゼミに所属したくなるかもしれないし。まさに百利あって一害なし!!!頼ろう!!!せっかくある制度なので利用しつくして骨までしゃぶろう!

 

以上!おしまい!おれはおなかすきました。さばら~